夜に外食に出かけて、帰ってきたら家の前にネコがいました。
だけど、私はカメラを構えなかった。
少し前の私なら、容易に近づいては写真を撮っていただろうと思う。
その少し前に、私はあるネコに出会いました。
そのネコはコンビニの前に佇んでいて、人慣れした様子で私の足元にスリスリとしていました。
とても可愛らしくて、写真に収めようとした時にある事に気づく。
そのネコは皮膚病なのか、ひどく悪化した状態みたいで血が滲んでたんです。
私は、その時にずっとひかかっていた、ある方のブログを思い出しました。
その方は、ノラネコ達だけを撮ってる人達をあまりよく思ってない様子で、確かブログに書かれていたんです。
内容は忘れてしまったのですが(ごめんなさい
)
でも、その時気づいたんです。
私は野良と呼ばれる犬や猫達に軽率すぎたなって。
好きで、そんな生き方をしてるわけじゃないのに。
ノラネコは強いとか気高いとか、美化して日記にのせる。
それも人間のエゴなんだなって。
強いんじゃない。そうせざるおえないのに。
助けてあげれないのに、軽率すぎた。
私は、その方の考えが少しわかったような気がしました。
本当なら、そのネコも助けてあげたかった。
離れるのが辛いほど、愛おしかった。
だけど・・・思っただけで行動のできない私は結局、ノラネコ達を撮るだけの人達と一緒なのかもしれない。
動物関連のニュースが連日放送される中、一匹だけでもなんとかならないものかと考えるようになりました・・・。
今年の夏、おばあちゃんの愛犬(たっくん)が亡くなりました。
それ以来おばあちゃんは気落ちした様子で、足腰もだいぶ弱った気がします。
先日、母と話し合って、今度新しい家族を迎えにいこうかと思っています。
ペットショップでもブリーダーさんのところでもなく、保健所へ。
それが今の私にできる、精一杯のこと。
そして新しい家族を迎えた、おばあちゃんの笑顔がみたい。
これからの季節、寒空の下で過ごす動物達。
どうか、無事に冬を越せますように・・・。
そう願わずにはいられません。
これから年末まで忙しくなり、更新も度々にしかできませんが、みなさまもお体にはお気をつけてお過ごしください
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コメント
今は手元にパソがないので、携帯からのレスにて失礼します。
こちらこそ、こっそりリンクしちゃって、すいませんでした^^;
家の前にいたネコは、私の存在に気付くと、逃げるように去っていきました。
そんなネコを見ていると、一体世の中何が正しいのか…と考えさせられます。
人慣れしていないネコは、それこそ厳しい環境の中生きのびなければならない。
一方、人慣れしているネコは人間に対しての警戒心がなく、危険な目にもあう…。
とても心苦しくなります。
今の動物達の現状を理解しようとすればするほど自分の無力さを感じる一方です。
リンクありがとうございました。^^
これからもヨロシクお願いします♪
事後報告ですが、リンクをさせていただいてますｗ
natsukiさんの野良猫達への気持ち、
わたしと同じ気持ちの人がいて、こうして言葉に出せる人がいて、
わたしは自分のことのように嬉しくて共感しています。
野良猫達を見て、カワイイカワイイで近寄ったり撫でたりする
動物好きな人がよくいるけれど、わたしにはできないのです。
子供の頃から猫の居ない生活なんてありえなかったからこそ、
心が苦しくなり、悲しくなり、素で近寄っていけないのです。
見て見ぬフリをするわたしもまた偽善動物愛好家なのかも。
でも、たくましく人に近づかない野良猫を見ると少しだけ安堵し、
逃げていく背中を見詰めながら心の中で、「生き抜いて」と祈ります。
それしかできないけど、せめて・・・という気持ちで。